抗がん剤治療③編

季節は夏が過ぎ秋になり4クール目以降に差し掛かった頃、Y先生に「しゃっくりをとにかく止めたい!」と訴え続け、漢方や薬を進めてくれましたがいまいち効果がなく、相変わらずエルプラットを投与して5日間は一睡も出来ずにいました。

しかし4クール目でコントミンという薬を服用してやっと効果が出ました。(用法、用量は確実に守って!)

コントミンの説明
神経伝達物質であるドパミンおよびセロトニンの受容体を遮断する作用があり、不安や緊張をやわらげ、気分を安定させます。通常、統合失調症、躁病、神経症による不安・緊張・抑うつ、悪心・嘔吐、しゃっくり、破傷風に伴う痙攣の治療や、麻酔前、催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強に用いられます。

もし同じ症状で悩んでいる人がいたら掛かり付けの病院の先生に「効果があると聞いた」と言って試してみて下さい!(用法、用量は守って!)
しゃっくりが止まらない症状はY先生曰く後にも先にも僕と親父しかいないみたいですが・・・

しかしエルプラット後半はしゃっくりが止めれる事でだいぶ楽になりました

そのお陰で、点滴抗がん剤を半年間終われば仕事復帰しようと決意できました・・・


調子が良い時には外に出たくなるのですが、嫁が
「免疫力が下がってるんだから、人混みは止めてよ!!」
ごもっともです。
ダメと言われたらやりたくなる年頃!

嫁には「ちょっと気分転換に買い物してくる!」


この時次男がヒーロー戦隊「トッキュージャー」にハマッていたので近くのイベント会場にトッキュージャーが来る事を知り、何処にも連れて行ってない事もあり、こっそりと見に行きました
凄い人混みだったのですが、次男も「トッキュージャー!!!」とジャンプしたり両手を挙げて興奮しまくり!!

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次男には「母ちゃんには黙っとけよ!」
次男も「うん!分かった!」


次男は帰ってすぐ玄関で
「トッキュージャー楽しかった!」

早っ

この後、嫁にしこたま怒られました

季節は冬に差し掛かり一段と手足がビリビリ痛く感じていましたが、後少しと言い聞かせながら、ひたすら我慢をしました。

体重は術前と変わらず
(身長180cm  60kg)

2014年 12月 

何とか半年間の点滴抗がん剤エルプラット治療が終わり、錠剤TS1を飲みながらではありますが仕事復帰を果たしました。
仕事内容は工業系で力仕事だったため始めの内は事務的な仕事から始め、徐々に体を慣らしていこうとした時でした・・・


次回・・・仕事復帰したのに・・・編

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