本題に入る前に、病院に行った時に思う事を言わせて頂きます。
皆さんも新型コロナウイルスの猛威を不安に思っています。
抗がん剤による治療中の患者だけではなく、高齢者や呼吸器疾患をもつ人、出産を控えている女性や、免疫抑制剤を服用している患者など、病院に通わねばならない人たちが沢山います。感染から身を守ったり他人と距離を保ったりする努力は、自分のためだけではない。
周りにいる高齢者や、深刻な疾患をもつ患者など、体の弱い人たちの命を守ることにつながります。
若者達だけが悪く言われているが、我々中高年がまず見本になるように心がけましょう!

日本人の思いやりの力をここで世界に見せつけましょう!

みんなで新型コロナウイルス撲滅に打ち勝とう!

手術編

いよいよ手術当日
全身麻酔は今までで2度経験しているので、そんなにビビる事も無かったのですが・・・リンパ節の転移が引っ掛かっていました。

手術着に着替える前に記念の写真

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病室で嫁とだらだらと話しをしてました 

「やっと痛みが無くなるわ~!」
「子供はどうしてる?」
「チビのお風呂は?」
「兄ちゃんが入れてくれてるの!」

嫁も覚悟を決めてくれているのか、心配させないようにしてくれているのか、いつも通り話しをしてくれて、僕もリラックスできました。

何気ない話しをしていると看護師さんが迎えにきました。

歩ける人は最近は手術室まで歩いて行くんですね

手術室まで到着したらY先生が居ました。

「今日は頑張りましょう!」

「はい!僕は寝てるだけなので、Y先生お願いします!」

手術台に寝転び、体に心電図や何か色々なものを付けられ背中に麻酔薬投与の為のカテーテル?を入れて麻酔薬を入れました。
麻酔科の先生が
「10数えて下さい!」

「1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 7 , 8 ・・9 ・・・ 10 」

麻酔科の先生
「えっ!!

「僕あんまり麻酔効かないらしいです・・・

「じゃー増量しますね!」

「はい・・・お願い・・・ます」

これが手術室の最後の記憶です・・・


次に気付いた時は集中治療室で嫁がベッド横にいて僕の第一声が
「しっこしたい!」と言ったのを覚えてます

集中治療室での一晩は術後の痛みも辛かったですが、どちらかというと小便は管で出ているのですが、ずっと尿意がある状態で膀胱がパンパンな感覚で
「しっこしたい」
ばっかり言っていました

そして手術を終えたY先生が入ってきてリンパ節転移9箇所あったが全て取りましたと報告したくれました
細かいのも見逃さず取ってくれたから僕も今生きているのだと思います!

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嫁が写真を撮ってくれてました!(グロ注意!!)

もろステージ3Bやないかい・・

そして外科病棟に戻りすぐに起き上がり、歩く練習をしました
切ったお腹が凄い痛かったのと、痰を出したくて咳き込むのですが、その時切ったお腹が激痛でした

でも・・術後の痛みは一時の痛み・・・


記憶に残る辛さはこれから始まる抗がん剤治療でした・・・



次回・・・退院編

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