本題に入る前に、病院に行った時に思う事を言わせて頂きます。
皆さんも新型コロナウイルスの猛威を不安に思っています。
抗がん剤による治療中の患者だけではなく、高齢者や呼吸器疾患をもつ人、出産を控えている女性や、免疫抑制剤を服用している患者など、病院に通わねばならない人たちが沢山います。感染から身を守ったり他人と距離を保ったりする努力は、自分のためだけではない。
周りにいる高齢者や、深刻な疾患をもつ患者など、体の弱い人たちの命を守ることにつながります。
若者達だけが悪く言われているが、中高年も見本になる立場!日本人の思いやりの力をここで世界に見せつけましょう!
みんなで新型コロナウイルス撲滅に打ち勝ちましょう!

病名は・・・編

外科病室で夜が空け、いつ寝たのか覚えていませんが、1人で一夜を過ごし色々な覚悟ができました。

まず会社に電話してしばらく休む事を伝え、2ヶ月前に予約した大腸検査をキャンセルしました。

そしてやっと痛みの原因を突き止める事が出来る大腸内視鏡検査をする事が出来ました。 
内科の先生が内視鏡を入れて僕もモニターを観ながら検査が始まりました。

直腸、S字結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸と進んでいくと・・・

腸内が行き止まりになっていました。内科の先生が
「ん!?・・・おっ!?・・・ゴメン早く外科のY先生呼んで!!」

素人の僕でもおかしいと思いました。

これだったのか!便が細くなる原因は!!

本来、大腸はトンネルみたいな筒状につながっているのはテレビとかでもよく見ますが、土砂崩れが起きている様に大腸が行き止まりになっていました。
僅かに隙間があるところから便が出ていたのがよく分かりました。

すぐに外科のY先生が来て僕を見て
「あれ?!」
そうです!親父の担当医のY先生だったのですぐ分かりました
僕は信頼していた先生が来てホッとしました。(以降Y先生で!)
Y先生が
「・・ありゃ~・・・なるべく最短で手術する方向で行こうか!!」

「Y先生、親子共々宜しくお願いします・・・」

細胞も採取してもらい大腸検査は終わりました。

この日は親への報告をしたり、嫁に現状を話しました

病院では、手術が出来る身体状態かをチェックする検査や全身麻酔の承認など手術前には色々な事をするんだなぁと思いました。

数日後、嫁も一緒にY先生から手術の説明を受け病名が言われました。

「低分化腺癌の上行結腸癌です・・・
CTから見てリンパにも数ヶ所転移しているみたいです・・・ステージでいえば限りなく4に近い3で、ステージ3Bなのは間違いないでしょう」
と言われました。

低分化腺癌?ステージ3B??
 
Y先生の説明を受けてすぐ病室に戻りスマホで調べました!

低分化腺癌 

大腸の低分化腺癌は比較的まれな組織型で,その頻度に関しては多数の報告をまとめると全大腸癌の1.9~7.7%とされ,「大腸癌取扱い規約」では充実型と非充実型に分類している.その特徴として,局在は右側結腸に多い傾向があり,進行癌で見つかることが多く,早期癌の報告はまれである.また低分化腺癌では腫瘍径が小さいうちから粘膜下層以深に浸潤し,高率にリンパ管侵襲,静脈侵襲,リンパ節転移を来すと考えられている.

ステージ3B 

ステージ3B期になると、リンパ節転移が4個以上ありリンパ管とリンパ節が癌に強く浸潤されているため、自然に癌免疫ができる可能性がほとんどなく、手術で完全に治癒切除できる可能性も低いです。癌免疫ができにくいために高確率で再発・肝臓や肺に転移します。このステージの場合、術後再発予防に抗がん剤治療が必要になります


・・・抗がん剤かぁ~・・・

ハゲるんかなぁ~・・・

この時はまだ抗がん剤の辛さも知らなかったので簡単に考えてました。

次回・・・手術編

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